審美歯科は、見た目においてもお口の機能においても良い治療です。しかし、保険が利かないため「興味はあるんだけど・・・」で終わってしまう患者さんが大勢おられます。
保険診療は
痛くなったら削って治す治療が基本で、制約も多く結局は後追い治療です。
患者さんの歯を少しでも長持ちさせたい、もっと見た目をきれいにしたい、お口や体に良い治療をしたい、と思っても限界があります。
しかしCAD/CAMシステム「セレック」によってその状況は変わりました!
セレックは3D光学カメラで撮影した口腔内画像を立体解析し、インレー(詰め物)やクラウン(かぶせ物)をコンピュータ制御による装置で自動的に削りだすCAD/CAMシステムです。
コンピュータシステムによる効率化が、高品質なセラミックス材を使用したインレーやクラウンを早く・安く提供することを可能にしたのです。
セラミックスは耐摩耗性・耐熱性・耐食性に優れた物質です。
自然の歯に近い性質を持つセラミックスは歯科材料として高い評価を受けています。
優れた生体親和性 |
セラミックスは陶材の一種です。高温の熱処理により生成した金属酸化物のため電気を通さず、金属アレルギーの心配もありません。
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白さが長持ち |
耐熱性や耐食性に優れ、長期の変色がほとんど見られません。 保険で作る歯は半年もしないうちに変色が始まります。
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抜群の透明感 |
金属酸化物特有の透明感はまるで本物の歯のようです。
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摩擦に強く擦り減らない |
耐摩耗性があり、天然歯とほぼ同じ硬さなので、保険で作る歯のように擦り減ることがありません。
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治療が早い |
システム化された歯の印象(型採り)・設計・成形により、1本の歯なら1時間ほどと短時間での治療が可能です。
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効率化による経済性 |
今までの審美歯科治療のオールセラミックと同じ材質ながら、治療費は半分以下と経済的です。
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金属アレルギーは、金属から溶け出した金属イオンが体内のタンパク質と結合してアレルゲン(変質したタンパク質)となり、そのアレルゲンが体内の抗体と特異的に反応した時のみに発症する全身性の皮膚炎やじん麻疹です。
銀歯などの金属は、唾液に常にさらされているために金属イオンが溶出しやすく、金属アレルギーの原因になることがあります。
近年こそ歯科治療と金属アレルギーの関係が問題視されていますが、一昔前までは関係が認識されていませんでした。また、痛くなったら削って治す治療が中心だったため、金属を詰めたりかぶせたりする治療が基本でした。
金属アレルギーへの治療は、
バッチテスト(金属アレルギーのテスト)によりアレルギー反応を起こす金属を特定するところから始めます。金属が特定できたらその金属をすべて取り除き、
セラミックスなどに置き換える治療をします。
もりやま歯科医院では、セレックを用いたセラミック治療による、金属アレルギーの治療を
行っております。
全身性の皮膚炎やじん麻疹などでお悩みの方、お口の中の金属が気になる方は、
お気軽にご相談ください。
1本の歯であれば1時間ほどの治療で、美しくて機能的、金属アレルギーの心配のない体にやさしい審美歯科治療ができます。
虫歯の治療などで歯を削った時はもちろん、
銀歯からセラミックの歯への付け替え(金属アレルギー対策)も行っております。
3D光学印象(歯型採取)
3Dカメラで印象を採ります。今までの歯型の採取に比べ短時間で、口を開けたままといった負担もありません。
3D画像で歯の設計
光学印象の数値化されたデータより、対象歯をモニターに3D表示して歯の設計を行います。
3D自動切削装置
立方体のセラミックが精密に削られて歯の形になって行く様は、見てて楽しくもあります。