私たちにとって「食べること」は生きていくうえで必要なことです。
それは生きるためであり、普段の生活の中の楽しみの一つでもあります。これは、高齢だったり障害を持っている方も同じです。
しかし、お口の状態が悪くて「美味しい食事」ができない方も多数おられます。
もっとも多いのが、自分でお口のケアが出来なかったり、歯科医院へ治療に通えない方々で、高齢や長期の入院、障害を持っているなど、本人の意思に反することが原因となっています。
人生や生活の質を表し、私たちの健康増進を図ったり、有病者の普段の生活の質(苦悩や苦しみも含む)を少しでも良いものにすることを「QOLの向上」と言います。